要点を押さえる!アクアリウムの設置方法
2016/08/20
水槽に必要なものを準備しましたら、水槽に設置していきます。
水槽を置く
重量があるアクアリウムを設置する予定でしたらはじめに台座を作りましょう。
買ってきた水槽を軽く水ですすぎます。この時洗剤を使ってはいけません。
ほこりを洗い流す程度で良いです。
クッションシートが付属しているなら、水槽を置く位置に敷いてください。
これは、ガラスが少しの段差や砂利などで底が破損してしまうことを防ぐためです。
クッションシートを敷いたら、水槽を置きましょう。
置いた後、水平かスマートフォンや水平器で確認してみましょう。
この時水平でない場合、水を入れたときに水槽が壊れて水が漏れてしまうことを防ぎます。
砂利を水槽にしく
砂利を敷きます。
一般に厚さは3cm程度です。水草を植える場合はもう少し厚くしてください。
レイアウト上、前方から後方に上がる傾斜を作って後ろに岩や水草を置いて、
前に魚が泳ぐようにするように砂を配置することもあります。
砂利を敷くときは、極力水槽の底に近い位置から入れるようにしてください。
水槽が割れてしまうのを防ぎます。
石・アクセントを置く
砂を引いたら、石やアクセントを置きましょう。
置き場については、水草を置く際にも記載しますが、イメージしているレイアウトによります。
中央で泳がせたい場合は、周りに配置することになります。
また、周りをぐるりと泳がせたい場合は、中央に置きます。
前方に極力寄せたい場合は、後方に置くとよいですし、
段差をつけて、奥行きを出すようにするのもよいでしょう。
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水を入れる
水を入れます。
はじめは水道水で構いません。後ほど水質を調整します。
ヒーターを設置する
ヒータを設置する際には、水が循環する場所につけるようにしましょう。
水が淀んでしまう場所ですと効果を発揮できず、温度にむらがある水槽になってしまいます。
温度計をつける
温度計もヒーターと同様に水が循環している場所に設置します。
加えて視認しやすいところにしてください。
フィルターを設置する
フィルタは、設置する形によります。
またレイアウトを考慮しておくようにしてください。
小さい魚や泳ぐのがあまり得意でない魚を買う予定でしたら、
水流が強くなりすぎないようにしてください。
汲み上げた水を使って水面を撹拌することで、
酸素を水面から供給できるようになります。
温度を調整する
サーモスタットを住む魚に最適な温度に設定します。
オートヒータですとこの工程は不要です。
水質を調整する
まず、塩素を取り除くことが必要です。
ハイポや、TETRAのコントラコロライン等を使って取り除きます。
次に、魚への環境変化の影響を減らすため、粘膜保護剤を使います。
TETRAのアクアセイフなどがあります。
最後に、バクテリアを入れます。
本来空気中から取り込んだ菌を利用しますが、アクアリウムを作って間もないころは、
まだバクテリアがいません。そのため、このバクテリアを何らかの方法で水槽の中に入れる必要があります。
各用品メーカーからバクテリアが売られています。これを利用するとよいでしょう。
フィルタに電源を入れる
フィルタに電源をいれて稼働を始めます。
正常に動作しているかを確認します。
水漏れなどが起きていないかを確認することも重要です。
準備が出来るまで待つ。
この後、機材が正常に動作できているかを確認するのと
投入したバクテリアを繁殖させるため、約一週間ほど魚を入れず稼働させます。
一週間経過しましたら、魚を投入する準備は整います!