どれくらい?アクアリウムに費やす電気代
2016/07/30
今日は、アクアリウムにかかる電気料金について書きたいと思います。
私の住んでいるところの電力会社が中部電力でしたので、これを例に記載したいと思います。
設備の電気代の把握
まず始めに各設備に記載されているW(ワット)数を把握しなければなりません。
フィルタ、エアレーションポンプ、ヒーター、ライトなど電気を必要としていてコンセントに接続されている水槽設備はすべてメモしておく必要があります。
費用の内訳として、大体の見当はついていても、もしかしたら意外な伏兵がいる可能性がありますから、先入観なく進めていきましょう。
小さな水槽(20cm程度)ですと、下のような感じでしょうか。
60cm水槽位ですとこれの3倍程度の電力となるでしょう。
・ヒータ 30W
・フィルタ 5W
・エアレーション 3W
・ライト(LED) 10W
合計 48W
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電気料金の把握
ここでは、中部電力を基準に記載します。
他の電力会社でいくらか料金が違いますので、お住まいの電力会社のホームページを確認されると良いかと思います。
中部電力では、以下の通りでした。
その月の電力の使用量の総量で電力あたりの単価が異なります。
一月あたりの使用電力量が310kWhですと3段階に分けてそれぞれ計算する必要があります。
ここでは、「アクアリウムを始めたときにすでに2段階で、アクアリウムの消費電力量によって3段階に達する使用量にならなかった」ことを想定します。
すると、1kWhあたり25.08円となります。
電気料金の計算
先ほどの一例として水槽で使用している機材の合計電力が48Wでした。
最悪値を見積もる場合、31日間24時間動作していることが条件となりますので、このアクアリウムにかかる一月あたりの使用電力量は、35.7kWhとなります。
ですので、アクアリウムの電気料金は、
35.7kWh × 25.08円/kWh = 895.7円(四捨五入)
となります。
最悪値ですが、小さい水槽でも結構かかりますね。
ちなみに最悪値と行っているのは、ヒータが常に全力で熱を出していることを想定しています。
普通は、サーモスタットがあり、これによってヒーターは間歇動作していますので、実際にはもう少し低いと思います。
室温に影響されますから夏はもう少し安く、冬は夏より最悪値に近い料金になっていると思います。(もちろん水槽などの環境によって異なります)
また、夜間電力割引等を活用されている方や電力自由化によって他の電力会社から供給してもらっている方は、電気料金が異なると思います。
やはりそれなりの維持費がかかり、小さい水槽でも800円程度の料金UPは考えておく必要があり、
大きい水槽ですとこれの数倍(W数に比例)かかることは、覚悟する必要があるでしょう。