梅雨が明けたら夏本番!アクアリウムの準備できていますか?
2016/07/30
今日は、アクアリウムの冷却について書きたいと思います。
もう7月ですね。
梅雨が明けるのも時間の問題です。明ければすぐ暑い夏がやってきます。
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アクアリウムの水温はなぜ上がるの?
アクアリウムの水温を挙げる要因は、いくつかあります。
まず水槽の周りの温度が高くなることがあげられますね。外気温に連動して室内気温が上がり、その後水槽の温度が上がっていくという具合です。
また水中ポンプを使用しているのでしたら、これも温度上昇の引き金になります。数w程度ですから、そこまで温度上昇の要因になることはありませんが、しかし無視できるとも限りません。
水の冷却はどうしたらいいの?
アクアリウムの水を冷やすには、いくつかやり方があります。
水槽に風を当てる
室温に水温が追従してしまうため、当てる風が室温と同じですと意味はありません。しかし、室内で日陰などによっていくらか低温になっている場所の風を当てることができれば水温を下げることができるでしょう。
これには、すでにお持ちの扇風機などが活用できるため、費用もかかりません。
(一台、水槽にヒーターを取られてしまうため、結局扇風機を買うことになってしまうかもしれませんが・・・)
水をクーラーで冷却する
水自体を冷却する装置があります。
ペルチェ素子や熱交換器などの熱を奪う効果がある部品が内蔵されている機械を使います。効果もありますが、やはり大がかりな機械であるため、非常に高いです。数万の出費を覚悟する必要があるでしょう。
また水から奪った熱はどこかに捨てなくてはなりません。
室外に出せばよいですが、なかなかそのような設備も作ることはできないのが現状です。
ですので、室内にその熱を出すことになります。
この結果、部屋全体も暑くなりますから、人間にもつらいと思います。
水面に風を当てる
水槽の水面に風を当てることで、水面の水を蒸発させます。
水は気体になるとき、熱を奪います(気化熱)。この作用を利用するのです。
直径10cm程度の小型のファンを水槽の上部に設置し、水面に向かって風を当てます。
これにより水面から水が少しずつ蒸発していきます。
これによって、水槽の水温を数度下げることができます。
費用は、ファンのみで高価なものではありません。
しかし、デメリットもあります。
1つめは、水槽の水が減るということです。
定期的に水の量を確認して少なくなっていれば足してあげる必要が出てきます。
2つめは、水が蒸発することで、部屋の湿度が上がってしまうことです。
蒸し暑くなりますから、換気やエアコンを使用するのが望ましいでしょう。
では、これで。